私とオーケストラ

フィルハーモニア福岡に入団して早、7年目の春を迎えました。

幼い頃よりヴァイオリンに触れ、習い先のクラスの個人・グループレッスン、事あるごとの大会や、ソロコンサート、学生時代には小編成の室内楽に入り、数々の演奏会に出演して来ました。

福岡で暮らすようになり、また楽器と向き合いたいと思い、古典音楽を中心としたオーケストラを探しているうちに、『フィルハーモニア福岡』と出合いました。オーケストラと言う、大きな編成でヴァイオリンを弾くのは初めて。右も左も分からず、ただただ沢山の楽器が奏でる、“交響曲”と言う終着点のような中で楽器を弾ける醍醐味。耳がどんどん鍛えられ、素晴らしい指揮者を迎えて、沢山の仲間が出来、支えられ。

メンバーが同じ目標、音に向かって真剣に取り組む姿。それだけに厳しさもあり、凹むこともあります。そんな私も…ついには昨春までの二年間、微力ながらコンサートマスターを務めさせて頂きました。

どんな世界でもそうですが、挑戦するには勇気や周りの支えがないとなかなかに成就するものではありません。今はフィルハーモニアで培ってきたみんなの音が、少しずつ進歩して、何も言わなくても、こういう時はこんな音、と言うお約束事のような、でもとてもシンプルなものが随分と確立されて来ているように思います。

働き盛りで社会的責任も強くなり、子育て世代でもある、30~40代中心の仲間達。まだまだ若いオーケストラ!!更なるフィルハーモニアの色を出しつつ、飛躍して行けるのが楽しみです。

(2010.2.7 Vn. R)